今更四方山事

イマサラヨモヤマノコト

蕎麦茶豆腐

 

Over the Isoflavone

豆腐ですか?私は豆腐が好きです。好きすぎてtwitterイソフラボンと奇声を発する程度には好きです。

 

先日、友人に「蕎麦茶と豆腐でなんか作れ(意訳)」と言われたのでなんか作ります。

 

 

最初に浮かんだのは豆腐蕎麦茶漬け。しかし、ただブチまけるだけでは面白みがない。ならば雑炊だというわけで豆腐と蕎麦茶の雑炊風を作る。

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豆腐はしっかりと味をつけて煮込むのであれば木綿だが、別に味を染み込ませるわけではないので絹・おぼろあたりでいい。ダシを侵略しないようにおぼろは豆乳入りじゃないヤツのがいい。あと全体的な味が淡いのでいい味のやつを買うといい。写真は近所のスーパーのよせ豆腐。 写真はデジカメで撮ったけどスマホのが画質いいんじゃないか感があるね どうしようもないね。

 

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まずダシ。鰹節太郎。残ってるやつ全部入れた 入れすぎた

 

 

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とったダシで直接蕎麦茶を煮出す暴挙。どれくらい入れたもんかと20g入れた 入れすぎた

 

ダシも茶も濃いめにとる濃すぎたら気合で薄めろ。でも自分の好みに調節するのがいいと思うよ。

醤油を入れて蕎麦茶の味がどっかいくのが怖すぎて醤油を徹底的に避けていく。つまり塩で味を決めた。

 

別にペットの蕎麦茶に顆粒のダシでも作れると思うけど、後の伏線なので現物を使え

 

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豆腐様を降臨させていい感じのところまで煮込む。煮込むというか湯豆腐的に温めるイメージ。雑炊風どっかいった。

様が横にデカいため様の形状が死んだ。丸いおぼろ豆腐が売っていれば・・・

 

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ここで並行して伏線回収。物体としての蕎麦茶を使用する意義がここで出る。

だしがらの鰹節と蕎麦茶の水分を限界まで絞り切ったらフライパンで炒る。こういうときセラミックのクソデカいフライパンしかないのが微妙に不便。やれないことはない。

醤油で味付けてもいいけどここまで醤油を避けてきたので白だしに逃げた。元がダシがらなので別にいいや。

量考えずに炒ったので茶わん1杯分のマテリアルが発生した。白だしのおかげで旨味がものすごい味。

 

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奇跡のドッキングを経て完成。 調理プロセス自体は少ない。

 

 

つゆはかつおだしの旨味と蕎麦茶の土台が割とかみ合っててうまい 蕎麦湯が茶になった感じだろうか。

蕎麦の実はプチプチとキヌアとかそっち方面の歯ごたえで豆腐と一緒に食べるとなかなかうまい。

 

想像よりかなり旨いものが出来て作った本人が一番驚いている。

 

Q 蕎麦茶と豆腐を使う意味はあったか

A 蕎麦茶は出し殻を使う点で十分にあった。米でも旨いかもしれないが、豆腐・蕎麦の実のフワフワプチプチとした歯ごたえが楽しめるのは豆腐の明確な利点。

 

 豆腐をふわっふわになるまでかき混ぜてから本気で雑炊に寄せてもいいかもしれない。近いうちにやっていく。