今更四方山事

イマサラヨモヤマノコト

のびのびホラー・リプレイ

のびのびTRPG ザ・ホラーを買ったのでソロプレイを物語調でつらつらと書いていきたい。

今回ブログを新しく取得したきっかけとも言う。

以下、本編。

 

 

 

 

俺の名前はハバナイスデイ指原 普通の男子高校生だ。

 

1年前にA県の山村に引っ越したのだが、ここ数週間村の様子がおかしい。

村の伝承にある”禁じられたナントカカントカ”がカギを握っているかもしれない、某日PM11時、俺は一人それを探るため、学校へ向かった。

当たり前だが誰もいない。それでも異様な静けさがそこにはあった。どうやら俺は村の重大な禁忌を破ってしまったようだ。得体のしれない、重苦しい雰囲気が俺を苛む。俺は急いで教室を後にした。

 

廊下を抜け昇降口へ向かう途中、足音が聞こえた。

ぺた ぺた  と

恐怖と好奇心がないまぜになりつつ男子高校生特有の好奇心で振り向いてしまう。

そこには、何も持たず全裸、靴すら履いていない虚ろな目をした男がいた。これが究極のミニマリストか などとくだらないことを考えていたが、脳が「ヤバい」と警告を発したため、一目散に俺は逃げ出した。

 

外に出ると校庭が光り輝いていた。いや、正確に言えば校庭が光り輝いていたのではない、光の球が大量に浮いていたのだ。直観で「これは死者の無念だ、それが浄化されているんだ」とわかった。

その光景を見て俺は呟いた。

「学校という場所は、様々な思いがあるのだな、良いも悪いも一緒くたにして。」

ふと、校庭の隅にある物置にショットガンが立てかけてあるのを発見した。使えるかどうかわからないけど持っていこう。鈍器でもアリだ。アリアリだ。

 

学校の裏口にバリケードを見つけた。これは実にアヤシイ。

俺はそのバリケードをショットガンでブチ破った。無論鈍器として。

バリケードを越えた先で怪しげな考古学者(この場合は民俗学者と呼称したほうが良いのでは?)に出会った。彼曰く、今まで起きた現象はこの地の伝承と関係があるとか。希望は俺の手に掛かっているとか言いたいだけ言って闇へと消えていった。

彼もまた現象の一つだったのだろうか。あまり気にしないで進むことにした。

 

天気が悪くなってきた。雷も鳴っている。どこか雨宿りできるところはないかと思った瞬間目の前には大きな洋館が存在した。迷っている暇はない、急いで俺は洋館に入り込むと、年上の女性が出迎えてくれた。

彼女が言うには、「この村から異変は発生している。過去と今の時間が、この世とあの世の境目が混じりあい、今、全ての世界が混乱に飲まれようとしている。さぁ行って。この世界を救えるかどうかは君にかかっている。君が世界の希望なの」

そういって彼女は消えていった。

俺は走り出した。眉唾物の話だがきっと真実だろう。

なぜなら、彼女は、俺の――

 

 

異変は収まった。村は平穏を取り戻し、世界は何事もなく回っている。

あれは夢だった。 とは思えない。

しかし、彼女には2度と会うことはないだろう。

そろそろ学校の時間だ。俺は仏壇に飾ってある写真に向かって言った。

「行ってきます。母さん」

 

END

 

 

 

 

以下 リプレイ

 

 

 

PC:男子高校生 力4 技3 スキル 追加1Dが判定可能1が出ると失敗。

 

イントロ:村の異変

シーン1教室 【判定:失敗】【獲得:闇 禁忌破り】

 シーン2足音が聞こえる 【判定:偶数】【獲得:闇 ミニマリスト

 シーン3浄化された魂 【判定:なし】【獲得:光 ショットガン】

 シーン4バリケード 【判定:成功】【獲得:光 考古学者】

 シーン5洋館の入り口 【判定:成功】【獲得:光 おねえさん】

クライマックス 世界の希望

 

ソロプレイだけどそれなりに妄想のし甲斐があってよかった。

ところどころ強引なのは諦め

 

いんとろだくしょn

初めましてorノット初めまして

 

ゲームのこととかなんかその辺のことが書きたくなって作りました。

mixiにもアカウントあるんですけどね、あっちのは連綿たる歴史があって公開しにくいので新しく作りましたとさ。言い訳終わり。

 

三日坊主かもしれないし長く続くかもしれない。どうぞよろしく。